トレーニング前に行うウォーミングアップのポイント【トレラボ(トレーニング・ラボ)】

2017.3.31 SPORTS ,
トレーニング前に行うウォーミングアップのポイント

一般的に、トレーニングやスポーツをする前にはウォーミングアップが必要です。しかし、どうして必要なのかと聞かれると、きちんと答えられない方も多いのでは? また、適切な方法も意外に知られていないかもしれません。そこで今回は、ウォーミングアップをする理由や、運動ごとの効果的なウォーミングアップについてご紹介します。
 
 
 

筋トレ前の「筋トレ」

 
 

筋肉トレーニングのウォーミングアップとして一般的なストレッチですが、実は、筋トレ前のウォーミングアップとしてはあまり適切ではありません。筋肉が伸びてしまうと、負荷の大きいトレーニングで必要となる筋肉の収縮が妨げられてしまうためです。また、長すぎる有酸素運動も筋トレ時に必要な集中力が消費されてしまいます。筋トレ前のウォーミングアップに適しているのは、実は「筋トレ」そのものなのです。これから行おうとするトレーニングを低負荷で行い、筋肉を温めましょう。その後最大の力を発揮しやすくなります。

 


 
 
 

ケガを予防には

「動的ストレッチ」を

 

スポーツ前のウォーミングアップでは、ケガを防ぐためにストレッチを行うのが効果的です。床に腰掛けた上体で行う「静的ストレッチ」が一般的ですが、実はこれにはあまりケガの予防効果がありません。ケガ予防のためには、体をダイナミックに動かしながら行う「動的ストレッチ」が効果的です。ウォーキングやジョギングで心拍数を上げることも、動的ストレッチとなります。静的ストレッチは疲れをとるために、クールダウン時やスポーツ終了時に行うとよいでしょう。

 
 


 
 
 

ウォーミングアップは

心拍数を意識して

 

ウォーミングアップとは、すなわち筋肉の温度「筋温」を上げること。そして筋温の指標となるのが、「心拍数」です。年齢にもよりますが、110~120bpm程度の心拍数を目指せば、ウォーミングアップとしては十分でしょう。動的ストレッチを行う場合は、この心拍数まで上げることを意識してください。脈拍で心拍数を計測することもできますが、正確な心拍数が知りたければ心拍計を使うのがおすすめです。

 
 


 
 

今回は、効果的なウォーミングアップの方法をお伝えしました。スポーツ・トレーニングの前には、それぞれの運動に適したウォーミングアップを行い、安全に、且つ最高のパフォーマンスで体を動かせるようにしましょう。