活性酸素と運動の気になる関係!トレーニングが寿命を縮めるって本当?【トレラボ(トレーニング・ラボ)】

2016.10.21 SPORTS ,
活性酸素と運動の気になる関係!トレーニングが寿命を縮めるって本当?

「スポーツ選手は寿命が短い」と聞いたことはありませんか? この根拠には、活性酸素と呼ばれる物質の存在があります。今回は、この活性酸素がどんなもので、その悪い働きを防ぐためにはどんなことをすればよいか? といったトピックをお届けします。

 

老化の原因物質と言われる

活性酸素とは?

 

活性酸素には、体を酸化させる――つまり、“錆び付かせる”作用があり、老化の最大の原因物質と呼ばれています。実際に、世の中のアンチエイジング対策の多くは、この活性酸素の除去・軽減に焦点をあてたものが多いです。

普通に日常生活を送るだけでも活性酸素は発生しますが、実は激しい運動によって酸素を多く取り込むと、より代謝が多くなってしまいます。そのため、「ハードなトレーニングをするスポーツ選手は寿命が短くなる」という説に至るのです。

なお、活性酸素が問題視されているのは、老化の原因となることだけが理由ではありません。動脈硬化やがんの原因となることも知られているのです。死につながる可能性が高くなってしまうことを考えると、活性酸素はあらゆる意味で「寿命を縮めてしまう物質」と言えるでしょう。

 

 

 

活性酸素対策その1

積極的にとりたい成分

 

運動やスポーツが好きな方にとって問題になりがちな活性酸素。これによる“さび付き”を回避するためには、食生活に目を向けるのが重要です。以下で、活性酸素を抑える栄養素をご紹介します。

◎ビタミン類

ビタミンの中でも、特に「ビタミンC」は抗酸化作用の高い成分として有名です。今後スポーツや運動を長く続けて行きたいとお考えであれば、欠かすことの出来ない栄養素と覚えておきましょう。

【ビタミンCを含む食品】レモン/みかん/ブロッコリー/赤ピーマン/アセロラ/カキ 等

◎ポリフェノール

さまざまな種類のあるポリフェノールですが、実はそのほとんどに強い抗酸化作用があるのだとか。ちなみに、その代表格としてはカテキンやアントシアニンが挙げられます。

【カテキンを含む食品】緑茶/番茶
【アントシアニンを含む食品】ブルーベリー/ビルベリー
【その他のポリフェノール】リンゴ/ココア/赤ワインなど

◎その他の成分にも注目

抗酸化作用のある食品には他にもさまざまなものがあります。緑黄色屋さんに含まれているβカロチンやトマト・スイカのリコペン、ゴマに含まれるセサミノールなどなど。タンパク質や脂肪、炭水化物といったいわゆる“3大栄養素”以外の微量栄養素や色素に含まれていることが多いです。そのため、野菜や香辛料、調味料、デザートなどをバランスよく摂るのが重要です。

 

#レモン #ニューセブン #家庭菜園

@dandelion_mum_irisが投稿した写真 –

 

 

活性酸素対策その2

生活習慣の改善

 

活性酸素を減らすためには、普段の生活の見直しも重要です。もしも以下の習慣に心当たりのある方は、できるだけ早く改善しましょう。

◎喫煙
タバコの煙には、活性酸素の発生を助ける物質が含まれています。

◎大量飲酒
肝臓では、アルコールが分解される際に活性酸素が発生しています。

◎ストレス
ストレスによって血流が悪くなり、それが元に戻ると活性酸素が発生します。

◎紫外線
皮膚に紫外線が当たると活性酸素が発生し、シミ・シワができやすくなります。

◎適度な運動
実は、適度な運動をすると体内に“活性化酸素を無害化する酵素”が発生することがわかっています。ハードなものをのぞき、運動は健康によい影響を与えてくれるもの。人生を活き活きと楽しむために、これからも運動に励みましょう!