複数のトレーニングを行うクロストレーニング。その目的と効果とは?【トレラボ(トレーニング・ラボ)】

2017.5.9 SPORTS ,
複数のトレーニングを行うクロストレーニング。その目的と効果とは?

クロストレーニングをご存じですか?プロのアスリートが採用しており、専門種目だけでなく、複数の種目の運動をこなすトレーニングのことを指しています。野球やサッカーのプロ選手がシーズンオフに別の競技やトレーニングを行っているのを新聞やテレビ番組で見たことがある方もいるのではないでしょうか?プロのアスリートではなくても、クロストレーニングを取り入れることで期待できる効果やメリットがあります。

 
 
 

クロストレーニングとは?

 
 

辞書には「スポーツで、全身の筋肉と骨が同じ刺激を受け、体の機能や作りがバランスのとれたものになるように、複数の種目の運動を積極的に取り入れる練習法」(デジタル大辞泉)とあります。クロストレーニングを取り入れることで、普段の競技やトレーニングでは使っていなかった筋肉や関節が鍛えられ、体全体の筋肉のバランスがとれるようになります。激しい動きのスポーツにはゆっくりとしたクロストレーニングを。逆の場合は瞬発力を要するクロストレーニングが効果的です。

 
 


 
 
 

期待される効果

 
 

ひとつの種目に取り組んでいるだけでは得られなかった能力が、クロストレーニングを取り入れることで開花する可能性があります。また、普段行っている競技やトレーニングの時は決まった筋肉や関節を使っているので、負担がかかり、「オーバーユース症候群」「スポーツ障害」などになるリスクもあります。そこでクロストレーニングを行うことで、個人の持つ全体的な運動能力を底上げさせることができ、ケガやスポーツ障害の予防にもなるでしょう。

 
 


 
 
 

クロストレーニングの具体例

 
 

主にランニングをしている方におススメのクロストレーニングは「自転車」です。自転車はロードバイクか、ジムなどにあるエアロバイクがおススメです。ランニングでは使わない太もも後ろ側のハムストリングスという筋肉を強化できます。さらに心肺機能の強化も叶うので◎です。主に筋トレをしている方へのおススメのクロストレーニングは「ランニング」です。有酸素運動なので心肺機能の強化にもなり、持久力も身に付きます。

 
 


 

クロストレーニングを現在のトレーニング習慣に柔軟に取り入れていくことで得られる効果に期待が持てますね。気負わずに楽しみながら日々のトレーニングに取り入れてみませんか?

【Writer】岩崎美穂